ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園 (文化遺産:2004年登録)
ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園はビクトリア州の州都メルボルンにあります。カールトン庭園内に建つロイヤル・エキシビション・ビルは、1880年に行われたメルボルン万博のためにジョーゼフ・リードの設計によって建築されました。19世紀に各地で開催された万博の歴史を伝える、世界で唯一現存する建造物として2004年世界文化遺産に登録されました。イギリスから独立した際、最初の臨時国会が開かれ、独立宣言が行われた歴史的な場所でもあります。
ロイヤル・エキシビション・ビルはビザンチン式、ロマネスク式、ルネッサンス式の各建築様式を複合した美しいスタイルが特徴で、中央には壮麗な大聖堂状のドームがあります。街の中心部に位置しており無料トラムでもアクセスが可能です。ガイドによる見学ツアーも用意されています。
カールトン庭園は世界最大級の広さを誇る美しい庭園です。1839年にビクトリア植民地の初代総督だった「チャールズ・ラトローブ」が公園用地にしたことからこの庭園が建築されました。その後も改修が行われ、1880年のメルボルン万博の際に現在の公園の基礎が築かれたといわれています。
アクセス:メルボルン空港から市内へは車で約30分。
©Emily Fitzgerald
バジ・ビム文化的景観(文化遺産:2019年登録)
グレートオーシャンロード沿いのビクトリア州南西部に位置するバジ・ビム文化的景観は、先住民の文化的価値でのみ登録されたオーストラリアの唯一の世界遺産です。バジ・ビム文化的景観は、6,600年以上前に先住民グンディッジマラ族の人々によって開発された水産養殖場で知られています。
その水産養殖場は、約100平方キロメートルに渡り、食料としてウナギを捕獲するために使用されていました。グンディッジマラ族の人々は、これらの水産養殖場のそばに玄武岩の石から建設した丸い家を建設しており、それらの多くは現在も観察することができます。
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