米国ビザの要件
米国発着、米国内、米国乗り継ぎのフライトを利用する際は、ご出発前に手続きを完了すべき要件や書類が多数あります。
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米国発着、米国内、米国乗り継ぎのフライトのクイックガイド
ステップ1:フライトを予約する
ステップ2:予約の照会から事前旅客情報およびセキュアフライト旅客データを登録してください。情報が入力されないと、航空券を発行できません。この情報は米国行きのフライトに必須の情報です。
ステップ3:情報が登録されると、航空券が発行されます。
ステップ4:米国税関・国境取締局の電子渡航認証システム(ESTA)のウェブサイトでESTAを申請します。ご出発前のいつでも申請できます。
ステップ5:ご出発当日は空港で搭乗前の保安検査を受ける必要があります。 これは新たに追加された検査です。米国政府の国土安全保障省運輸保安局Opens in a new tab or window(英文)により、米国行きの全便を対象に導入されました。
- ブリスベン、メルボルン、シドニーの各国際空港から旅行を開始する場合、この追加の検査は可能な場合は搭乗手続(チェックイン)ゾーンで行います。
- ブリスベンで米国行きの便に乗り継ぎをするお客様:79番ゲートと80番ゲートの間に位置するトランスファーデスクに直接お進みください。
- メルボルンで米国行きの便に乗り継ぎをするお客様:ご利用便の出発ゲートにあるサービスデスクに直接お進みください。
- メルボルンで米国行きの便に乗り継ぎをするお客様:
- シドニー国内線ターミナルに到着する場合は、15番ゲートのトランスファーラウンジに直接お進みください。
- シドニー国際線ターミナルに到着する場合は、ご利用便の出発ゲートに直接お進みください。
ジェットスターの米国発着のフライトについては Jetstar.comOpens in a new tab or windowをご覧ください。
予約の照会
セキュアフライトプログラムおよび事前旅客情報プログラム
米国発着、米国内、米国乗り継ぎのフライトをご利用になるお客様は、セキュアフライトプログラムおよび事前旅客情報システム(APIS)プログラムに従い、米国当局が必要とする旅客情報を登録する必要があります。
必要な情報は次のとおりです。
- 各搭乗者のフルネーム(渡航書類に記載のとおり)
- 生年月日
- 性別
- パスポート番号
- 国籍
- パスポート発行国
- 外国人登録番号(該当する場合)
- 米国に到着するフライトを利用する場合、米国内の目的地の住所(米国の市民および永住者は不要)および居住国
- Redress Number(該当する場合)
ご予約時にカンタス航空または旅行会社にこれらの情報をお知らせください。予約の照会でも登録できます。
セキュアフライトプログラムとは何ですか?
セキュアフライトプログラムは、航空会社の旅客情報と米国連邦政府の監視リストを事前に照合するためのプログラムです。監視リストとの照合は、米国発着、米国内、米国乗り継ぎのフライトを利用する国内線および国際線のすべてのお客様を対象に実施されます。プログラムの目的は次のとおりです。
- テロリストであることが分かっている人物またはテロリストの疑いがある人物を特定する
- 搭乗拒否者名簿(および場合によっては米国連邦政府が管理している他の監視リスト)に名前が載っている人物が米国行き航空機に搭乗することを阻止する
- 被選出者リストの人物を特定し、検査を強化して航空機への搭乗を許可できるかどうかを判断する
- 潔白な旅客が引き続き米国行きフライトを利用することを可能にすることにより、航空旅行を促進する
- 個人のプライバシーを保護する
セキュアフライトの情報はどうなりますか?
航空会社は、米国発着、米国内、米国乗り継ぎのフライトを利用するすべての旅客について米国運輸保安局(TSA)からの搭乗許可を受ける必要があります。
セキュアフライトの許可を得るためには、航空会社は旅客の氏名、生年月日、性別、Redress Number(該当する場合)をフライト出発の72時間前までに米国運輸保安局に提出する必要があります。米国運輸保安局は国土安全保障省(DHS)の一部局で、照合手続きを担当しています。
米国運輸保安局は旅客に対して以下のプライバシー通知を提供しています。"米国運輸保安局(TSA)は、監視リストと照合するために、搭乗者にフルネーム、生年月日、性別の登録を義務づけています。これは、49 U.S.C.項目114および2004年に制定された情報改革およびテロ防止法、49 C.F.R Part1540および1560に基づく対応です。Redress Numberをお持ちの場合は、併せて登録してください。フルネーム、生年月日、性別が登録されていない場合、搭乗が拒否されたり、搭乗エリアへの立ち入りが禁止されたりすることがあります。米国運輸保安局は公開された記録通知システムの下で、旅客から提供された情報を法執行機関、情報機関、その他の機関に提供する場合があります。米国運輸保安局のプライバシー保護方針、記録通知システムおよびプライバシー影響評価に関する詳細は、TSAのウェブサイトOpens in a new tab or window(英文)をご覧ください。
この情報を提供できない場合どうなりますか?
フルネーム、生年月日、性別が提供されないと、航空券を発行できません。お客様それぞれのパスポート情報と目的地での滞在先住所もqantas.comでの予約の際に必要です。これらのすべての情報が提供されない場合、チェックインがスムーズにできず、搭乗できない可能性があります。
セキュアフライトプログラムは事前旅客情報システム(APIS)に代わるものですか?
セキュアフライトプログラムは事前旅客情報システムに代わるものではありません。米国運輸保安局に提供した情報に加えて、米国税関・国境取締局(CBP)は航空会社に対し、旅客のパスポート情報、外国人登録番号(該当する場合)の提出を求めています。米国に到着するフライトには、居住国の詳細、米国内の住所の詳細が求められています(米国の市民および永住者は不要)。米国税関・国境取締局の許可を得られない限り、航空会社は旅客が米国行きのフライトへの搭乗を許可することはできません。
セキュアフライトおよび事前旅客情報システムの情報はどちらも予約の照会で登録できます。
APISに関するさらに詳しい情報は、CBPOpens in a new tab or window (米国税関・国境取締局)のウェブサイトをご覧ください。
電子渡航認証システム(ESTA):ビザ免除プログラムの一部、米国内または米国乗り継ぎのフライト
ビザ免除プログラムOpens in a new tab or window(英文)を利用して米国への渡航を計画しているプログラム対象国籍者は、米国に渡航する前に必ず電子渡航認証システム(ESTA)の認証を取得する必要があります。
電子渡航認証システム(ESTA)の認証は米国税関・国境取締局が運営する電子渡航認証システム(ESTA)のウェブサイトからのみ申請できます。遅くとも出発予定時刻の72時間前までには申請してください。資格要件に関する基本的な質問を聞かれ、ビザ免除プログラムを利用した渡航が許可されるかどうかは通常その場で通知されます。
注意:米国政府によると、電子渡航認証システム(ESTA)の申請は有料です。電子渡航認証システム(ESTA)の認証は2年間、またはパスポートの期限が2年を切っている場合は有効期限日まで有効です。申請はいつでも可能です。
電子渡航認証システム(ESTA)の認証の申請条件
- 申請するには、対象国Opens in a new tab or windowが発行した機械読み取り式パスポートが必要です。
- 2006年10月26日以降に発行されたパスポートは、「電子パスポート」であるはずです。
電子渡航認証システム(ESTA)の認証を取得していないとどうなりますか?
米国のビザ要件に従っていないお客様は、米国行きのフライトへの搭乗を許可されません。
電子渡航認証システム(ESTA)の認証を取得しておらず、米国の市民でも永住者でもない方は、出発前に米国大使館または領事館にてビザを取得する必要があります。米国当局にビザを申請する際は、時間的な余裕を持って申請してください。
詳しくは米国国務省Opens in a new tab or window(英文)のウェブサイトをご覧ください。
注意:
- 同行者の有無や年齢を問わず、お子様も電子渡航認証システム(ESTA)の認定を個別に取得する必要があります。
- ビザを取得する必要がある場合、またはすでに取得している場合は、電子渡航認証システム(ESTA)を申請する必要はありません。
- 電子渡航認証システム(ESTA)プログラムに関する詳細は、米国税関・国境取締局の電子渡航認証システム(ESTA) のウェブサイトをご覧ください。
ビザ無しトランジットとUS-VISITプログラム
ビザ無しトランジット
米国国土安全保障省および米国国務省は、国際線の特別乗り継ぎプログラムの実施を中断しています。詳しくは米国国務省Opens in a new tab or windowのウェブサイト(英文)をご覧ください。
US-VISITプログラム
米国政府はUS-VISITという必須のプログラムを導入しました。これは、合法的な旅行や貿易を促進すると同時に、米国の保安を強化することを目的としたプログラムです。US-VISITプログラムの必須要件は次のとおりです。
- 米国への旅行にビザの取得が義務付けられている方は、米国への到着時に指紋押捺(インクを使用しない機器で両手の人差し指の指紋を読み取ります)とデジタル写真撮影を行います。
- ビザ免除プログラムを利用して米国に旅行する方も、米国への到着時に指紋押捺とデジタル写真撮影を行います。
指紋を提出しないとどうなりますか?
指紋押捺および写真撮影を拒否する旅行者は、米国への入国を拒否される可能性があります。詳しくは米国国土安全保障省Opens in a new tab or windowのウェブサイト(英文)をご覧ください。
重要情報
Disclaimer: * Redress Numberとは、米国運輸保安局(TSA)が監視リストの人物と誤認しないようにするための固有の番号です。入国審査で困難な状況に直面したり、米国の監視リストに名前が挙がっている人物と誤認されたりした方は、米国国土安全保障省Opens in a new tab or window(DHS)にRedress Numberの発行を申請することができます。