酸素ボンベをご使用になるお客様

フライト中に医療用酸素をご使用になるお客様は、ご旅行前に必要条件を必ずご確認ください。

タンポポと青空

このページの項目

医療用酸素の機内でのご使用について

飛行中に医療用酸素をご使用になるお客様は、ご旅行前に以下の点をご確認ください。

  • 医師が旅行許可書(PDF、英文)Opens in a new tab or windowに必要事項を記入のうえ、署名する必要があります。当社所定の旅行許可のガイドラインに従い、旅行に対する適性を明記してください。
  • 記入済みの許可書は、予定されているご旅行の72時間前までにFax(+61 2 9490 1830)またはEメールでカンタス航空特別対応チーム(英文)までお送りください。
  • 承認済みの旅行許可書をお持ちでないお客様のご搭乗はお断りする場合があります。
  • 機器の操作はお客様(またはお客様の介護者)ご自身で行うようお願いいたします。また、飛行時間中(予定外の遅延も含む)に充分な酸素および電池寿命があることをご確認ください。
  • 医療上の緊急事態を除き、客室乗務員が機内で治療を施すことはできません。

 

酸素濃縮器

カンタス航空の機内では携帯用酸素濃縮器をご使用になれます。電池式、電動式のどちらも使用可能です。

使用可能な機器の一覧は、カンタス航空認定医療機器一覧(PDF、英文)Opens in a new tab or windowにてご確認いただけます。

注意:カンタス航空ではどのフライトでもお客様が機内で使用する酸素濃縮器の貸し出しは行っておりません。

国内線(カンタス航空の機材のみ)

お使いになる機器がリチウム電池を使用している場合

  • 101Wh未満のリチウム電池:持ち込みに関する制限はありません
  • 101〜160Whのリチウム電池:危険物取り扱い者(航空会社)の承認が必要です。承認はチェックイン時または危険物担当窓口にEメール(英文)で申請してください 
  • 101〜160Whのリチウム電池を使用している場合は、予備電池2個のみ認められます

カンタス航空が使用を認めたすべての機器は、InoGen Oneを除き、101Wh未満のリチウム電池を使用しています。したがって、これらの機器に危険物取り扱い者(航空会社)の承認は不要です。

お使いの機器を作動させるにあたり航空機の電源を必要とする場合は、記入済みのカンタス航空旅行許可書Opens in a new tab or window(英文)を提出する際に、カンタス航空特別対応チームにご連絡をお願いいたします。

これらの機器に適した電源コンセントを備えていない機種もありますが、お客様のニーズに対応できるよう努めます。

国際線(関連子会社および提携航空会社を除く)

酸素濃縮器の日々の使用量が80%を超える場合、国際線には不十分な可能性があり、追加の酸素が必要になることがあります。

予備のリチウム電池は2個のみ機内にお持ち込みいただけます。

カンタス航空は国際線の機内では酸素を供給できます。酸素と国際線については、下記をご覧ください。

 

酸素ボンベ

酸素を必要とされるお客様は、お持ちのボンベを利用(厳密な基準に準拠するもの)することも、カンタス航空が貸し出すボンベを予約(有料)することもできます。

長距離路線に必要な数のボンベをお客様ご自身で運搬し、収納することは非現実的であるため、カンタス航空では、国際線ではカンタス航空の貸し出す酸素ボンベの使用を推奨しています。

ご自身の酸素ボンベをお持ちになる場合には、以下の要件に従う必要があります。

  • 携帯用酸素ボンベは、以下の認定サプライヤーから入手し、定期的なメンテナンスを受ける必要があります。
    BOC: 1800 050 999 (オーストラリア国内)
    Air Liquide: 1300 360 202 (オーストラリア国内)
    Supagas: 13 77 22 (オーストラリア国内)
    Coregas: 1800 807 203 - hospital supplied only (オーストラリア国内)
  • ボンベは1本あたり5kg以下であることが条件です(通常はサイズCまで)
  • 酸素ボンベは機内持込手荷物としてのみ 持ち込むことができます
  • 機内で複数のボンベが必要な場合は、各ボンベにレギュレーターを取り付けてください
  • ボンベとレギュレーターは頑丈な容器でしっかりと保護してください
  • 液体酸素はお持ち込みになれない場合があります。

カンタス航空が貸し出す酸素ボンベは、フライトの5日前までにご予約をお願いいたします(例外:米国発着便はフライトの出発72時間前までリクエスト可能)。カンタス航空特別対応チームの連絡先は次のとおりです。

カンタス航空が貸し出す酸素ボンベをリクエストする際は、次の情報をお知らせください。

  • 必要とされる酸素の流量、連続的か断続的か
  • 単独旅行か付き添いの方や介護者がいるか

カンタス航空はご旅行の5日前を過ぎてから受け付けたリクエストにも対応できるよう努めますが、予定されたフライトへのご搭乗を保証することはできません(例外:米国発着のフライト)。

カンタス航空が貸し出す酸素ボンベの搭載状況

カンタスリンクのフライト(便名QF1400〜2899)または提携航空会社が運航する国際線のフライトには、カンタス航空が貸し出す酸素ボンベはご利用いただけません。

酸素ボンベの料金

酸素ボンベを置くために追加の座席が必要になる場合は(ご自身のボンベかカンタス航空が貸し出すボンベかを問わず)、追加の座席に対する料金をお支払いいただきます。ボーイング737型機で運航する全便では、ボンベ1本であっても、カンタス航空が貸し出す酸素ボンベには追加座席が必要です。

ご自身の酸素ボンベを追加座席不要で収納できる場合は、酸素ボンベをお持ちになるための料金はかかりませんが、カンタス航空が貸し出す酸素ボンベには料金がかかります。カンタス航空が貸し出す酸素ボンベの料金は次のとおりです。

  • 国内線:ボンベ1本につき110オーストラリアドル(GST込み)
  • 国際線:ボンベ1本につき100オーストラリアドル(国際線と接続する国内線ではボンベ1本につきGST込み110オーストラリアドル)

重要事項

Disclaimer: * 2020年4月現在の情報です。