電池式の機器や装置

ご旅行前に、危険物の規則に則り、電池式の機器や装置を正しく梱包する方法を知っておくことが重要です。

このページの項目

電子機器(携帯用)

リチウム電池式の電子機器( 電動工具を含む )は個人で使用するものに限られ、1名様につき15点までです。

<ご注意> ワット時定格量 (Wh)は、定格定量(Ah) × 定格電圧(V)の計算式で求めます。つまり 12V x 5Ah = 60Wh

重要

米国および英国は、中東の一部の空港から出発するフライトの機内にスマートフォンよりも大型の電子機器を持ち込むことを禁止する新しい規則を導入しました。カンタス航空運航便をご利用になる コードシェア便やインターライン契約のある航空会社のフライトを利用して 影響はありません。ただし、 コードシェア便やインターライン契約のある航空会社のフライトを利用して 米国や英国に向かうお客様には、ご利用航空会社の規則を確認することをおすすめします。

リチウムイオン電池(充電式) - 1つの機器に内蔵された100Whを超えない電池

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

お預け手荷物に入れる場合:

  • 電池が内蔵された機器が誤作動しないよう電源スイッチが保護されていること
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)

リチウムイオン電池(充電式) - 1つの機器に内蔵された100Wh以上160Whまでの電池

重要

ワット時定格量160Whを超えるリチウムイオン電池が内蔵された機器を手荷物として輸送することは禁止されています。貨物として別送する必要があります。

機器に内蔵されたリチウムイオン電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 必要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

お預け手荷物に入れる場合:

  • 電池が内蔵された機器が誤作動しないよう電源スイッチが保護されていること
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)

機器に内蔵されたリチウムメタル電池(非充電式) - 機器1つにつきリチウムメタル2gまで

通常これらの電池は、補聴器などに使用されます。

重要

リチウムメタルの合計含有量が2gを超えるリチウムメタル電池を内蔵した機器(例外として医療機器は8gまで)を手荷物として輸送することは禁止されています。貨物として別送する必要があります。

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

お預け手荷物に入れる場合:

  • 電池を内蔵する機器が誤作動しないよう、電源スイッチが保護されていること
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)

機器に内蔵された防漏型バッテリー - 最大12Vおよび100Wh

このバッテリーは一般に密閉型鉛蓄電池、ゲル電池、乾電池などと呼ばれます。

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

お預け手荷物に入れる場合:

  • 電池が内蔵された機器が誤作動しないよう電源スイッチが保護されていること
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)

詳しくは危険物担当窓口までEメールでお問い合わせください

1つの機器に内蔵された他のバッテリー(アルカリ、ニッケル水素(NiMh)、ニッケルカドミウム(ニッカド)など)

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

お預け手荷物に入れる場合:

  • 電池が内蔵された機器が誤作動しないよう電源スイッチが保護されていること
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)

詳しくは危険物担当窓口までEメールでお問い合わせください

携帯用電子機器の燃料電池システムおよび予備の燃料カートリッジ

持ち込み可能なカートリッジと梱包方法の要件:

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 Yes
携帯用電子機器の燃料電池システムおよび予備の燃料カートリッジの要件

要件

  • 燃料200mlまたは固形燃料200gまたは液化ガス120mlまで

機内持込手荷物には予備をお一人様2個まで入れることができます。

詳しくは危険物担当窓口までEメールでお問い合わせください。

電動工具類(ドリル、アングルグラインダーなど)

持ち込み可能な電動工具類と梱包方法の要件:

工具に内蔵/装着されたリチウム電池が100Wh以下であること

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 No
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

  • 電源が入らないよう、電源スイッチがテープなどで。保護されていること。
  • 機器の電源が完全に切られていること(スリープモードや休止モードは不可)
  • 工具はハードケース/専用ケースまたは頑丈な箱にしっかりと収納し、動かないようにすること。1箱につきツール1本、または2本の工具がしっかり収納できるように特別に成形されたケースの場合はハードケース1つに2本まで。

詳しくは危険物担当窓口までEメールでお問い合わせください

工具から取り外された100Wh以下のリチウム電池

重要

リチウムイオン電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 不要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 No   
電池の要件

要件

  • すべての端子が保護されていること(販売時のパッケージ、テープなど)

注意: すべての工具(バッテリーを除く)はお預け手荷物としてのみ輸送可能です。

詳しくは危険物担当窓口までEメールでお問い合わせください

工具に内蔵/装着された100Whを超え160Whまでのリチウム電池

重要

リチウムイオン電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 必要
機内持込手荷物 No  
お預け手荷物 Yes
電池の要件

要件

  • 電源が入らないよう、電源スイッチがテープなどで。保護されていること。
  • 工具はハードケース/専用ケースまたは頑丈な箱にしっかりと収納し、動かないようにすること。1箱につきツール1本、または2本の工具がしっかり収納できるように特別に成形されたケースの場合はハードケース1つに2本まで。

工具から取り外された、100Wh以上160Whまでのリチウム電池

重要

リチウムイオン電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 必要
機内持込手荷物 Yes
お預け手荷物 No  
電池の要件

要件

  • すべての端子が保護されていること(販売時のパッケージ、テープなど)

注意: すべての工具(バッテリーを除く)はお預け手荷物としてのみ輸送可能です。

危険物に関する詳細

国際航空運送協会(IATA)の「危険物取扱規則」に、空輸できる危険物の種類、数量、および梱包方法が詳しく記載されています。危険物を安全に輸送する方法についての詳細は、最寄りのカンタス・フレートオフィスまでお問い合わせください。

禁止されている危険物

危険物として分類される一般的な品目の概要は、当社の航空危険物の禁止事項と確認事項(PDF)をご確認ください。それらの機内への持ち込みは禁止されています。

電子機器に関する重要事項

カンタスグループのお客様には、製品安全性ウェブサイトにて、不具合によりリコールされている危険物を含む製品一覧をご確認いただくようお願いいたします。

これらの製品を携行することを予定されているお客様は、メーカーにお問い合わせいただき、詳細情報およびリコールの手順を確認してください。