予備電池とモバイルバッテリー

モバイルバッテリー、予備電池、乾電池を持って旅行される場合は、必ず機内持込手荷物にお入れください。安全上の理由で、機内でのモバイルバッテリーの使用または充電は推奨されていません。

破損(膨張など)または欠陥のあるリチウム電池およびモバイルバッテリーは、過熱や火災などの重大な安全上のリスクをもたらすため、持ち込みは禁止されています。


ご旅行前に、予備電池やモバイルバッテリーの正しい梱包方法について知り、危険物規則を遵守することは重要です。

このページの項目

持ち込み可能なものと梱包方法の要件

個人で使用する予備電池は、搭乗者1名様につき合計20個まで持ち込み可能です。バッテリーに関するその他の制限もすべて適用されます(例:100Whを超える160Wh以下の予備のリチウム電池は2個まで持ち込み可能で、合計数の一部として数えられます)。

複数の電池を組み合わせて持ち込むことは可能です(例:98Whのリチウムイオン電池10個 + 138Whのリチウムイオン電池2個 + 12Vおよび98Whの防漏型電池2個 + アルカリ電池6個)。

注意:ワット時定格量(Wh)は、定格定量(Ah) × 定格電圧(V)の計算式で求めます。つまり 12V x 5Ah = 60Wh

バッテリーや電池式の機器に関するさらに詳しい情報は、CASA Safety Video - Travelling Safely with lithium batteries(民間航空安全局の動画 — リチウム電池の安全な持ち運びについて)をご覧ください。

リチウムイオン電池(充電式) - 100Whを超えない電池

航空会社による許可 いいえ
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

リチウムイオン電池(充電式) - 100Whを超え160Whまでの電池

重要

ワット時定格量160Whを超えるリチウムイオン電池を手荷物として輸送することは禁止されています。貨物として別送する必要があります。

リチウムイオン電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 必要
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 搭乗者1名様につき2個のみ
  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

リチウムメタル電池(非充電式) - リチウムメタル含有量が2gを超えないもの

航空会社による許可 いいえ
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

リチウムメタル電池(非充電式) - リチウムメタル含有量が2gを超え8gまでのもの、携帯用医療機器のみ

航空会社による許可 必要
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 搭乗者1名様につき2個のみ
  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

12Vおよび100Whまでの防漏型電池

重要

防漏型電池はチェックインの際に申告してください。

航空会社による許可 いいえ
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 搭乗者1名様につき2個のみ
  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

他のバッテリー(アルカリ、ニッケル・水素[NiMh]、ニッケル・カドミウム[ニッカド]など)

航空会社による許可 いいえ
機内持込手荷物 Yes, included  
お預け手荷物 No, not included  
電池の要件

要件

  • 電池の端子が保護されていること(例:露出部分にテープを貼る)。

危険物に関する詳細

国際航空運送協会(IATA)の「危険物規則」に、空輸できる危険物の種類、数量、および梱包方法が詳しく記載されています。危険物の安全な輸送方法についての詳細は、最寄りのカンタス・フレートオフィスまでお問い合わせください。

禁止されている危険物

危険物として分類される一般的な品目の概要は、当社の航空危険物の禁止事項と確認事項(PDF)をご確認ください。それらの機内への持ち込みは禁止されています。

電子機器に関する重要事項

カンタスグループのお客様は、製品安全性ウェブサイトにて、不具合によりリコールされている危険物を含む製品一覧をご確認いただくようお願いいたします。

これらの製品を携行するご予定のお客様は、メーカーにお問い合わせいただき、詳細情報およびリコールの手順をご確認ください。